「定数削減」について180度変節
2026年11月1日『サンデーモーニング』の「風をよむ」は、定数削減の議論に関する話題でした。
衆議院・比例代表「31議席削減」で合意 自民・維新・国民民主3党 比例の当選者多い野党側は猛反発…定数削減は何のため?問われる議員の役割 【サンデーモーニング・風をよむ】 | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/305390110月29日、3党で合意された衆議院の議員定数の削減。比例代表から31議席という大幅な削減は何をもたらすのでしょうか。29日、自民、維新、国民民主の3党幹事長が会談し、衆議院の比例代表で「議員定数を31議席削減…
膳場貴子氏:29日、自民、維新、国民民主の3党幹事長が会談し、衆議院の比例代表で「議員定数を31議席削減」することで合意しました。今後、3党は法案化に向けた作業を進め、今国会での成立を目指す方針です。
人口減少を反映したといいますが、小選挙区には手をつけずに、比例のみが減らされることに、比例での当選者が多い野党側が猛反発。そのため、議席配分を、中小政党が議席を得やすいとする方式に変更などの配慮を示したのですが、やはり比例だけが削減対象になることに、不満はおさまりません。今回、大きな議論となった「定数削減」。そもそも議員の数はどう変化してきたのでしょうか。(中略)
2012年。当時、消費税増税を決めた民主党政権は、国民に負担を強いる代わりに、定数を45議席削減する法案を国会に提出。その後、行われたのが、あの有名なやりとりでした。
野田佳彦総理(VTR 2012年11月):国民に消費税を引き上げるという負担をお願いしている以上、 定数削減をする道筋をつくらなければなりません。この決断をしてくれるならば、私は今週末に解散をしてもいいと思っている。
自民党安倍晋三総裁(VTR):それは約束ですね、約束ですね、よろしいんですね
膳場貴子氏:結局、総選挙で民主党は敗北。その後、自民党政権の時に消費税増税は実施されたものの、議員定数の大幅削減は棚上げになりました。その後は、一票の格差是正のための削減が何回か行われ、465議席となって今日にいたります。
この「有名なやりとり」で民主党が敗北後、定数削減の実現を求めたのは『サンデーモーニング』をはじめとするオールドメディアでした。
彼らは、慎重に定数削減を進めた安倍総理を「約束を破った」として徹底的に糾弾しました。例えば、朝日新聞は、2016年の社説で次のように主張しています。

