実際、東京電力の太陽光発電の発電量(黄色)を見てみると、東京の長雨の時期に激減していることがわかります。
同様の状況は、中部電力や北陸電力の発電量にも認められます。このことから、太陽光発電の供給安定性に大きな問題があることが実証されたと言えます。
政府は2040年に現在の約2.5~3倍の導入量を目標としていますが、この場合、バックアップ電源(火力)も同様のスケールで確保する必要があります。あまりにも無責任な計画です。元村氏にはこの現実から目をそらさないでいただきたく思います。
近い将来に電力需要の大幅な増加が予測される中、日本が選択すべきは、供給が不安定で環境に悪い火力をバックアップ電源とする再エネではなく、安定した供給能力をもつと同時に安全性が高い最新営のクリーンエネルギーである小型原発であると考えます。
ところで、元村氏は、茨城県常陸大宮市が高レベル放射性廃棄物の地層処分場の文献調査を受け入れるという別の話題に対して、次のようにコメントしています。
核最終処分場の文献調査、茨城・常陸大宮市長が受け入れ表明「国策への貢献に意義」
https://www.sankei.com/article/20260930-372EQF6WBFOFHC3DKMWPOEG4RQ/高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、国から第1段階にあたる「文献調査」の申し入れを受けた茨城県常陸大宮市の鈴木定幸市長は30日午後4時から…
元村有希子氏:今回問題だと思うのは、文献調査を受け入れるのが市長の独断というか、住民の声を聞いていないというところなんですね。(中略)
もう一つは、自動車事故で亡くなっている人と原子力で亡くなっている人を比べれば原子力の方が少ない、つまりリスクが低いと受け取られるような言い方をしていますけれど、元々これはリスクとして比べようがないもので、科学リテラシーを持ち出して科学的に大丈夫と言っている割には誤解があると思います。

