もし、佐賀駐屯地(佐賀空港)のオスプレイの事故リスクを問題視するのであれば、TBSヘリポートの事故リスクも同時に問題視する必要があるのは自明です。事故リスク=想定される被害×事故発生確率であるからです。
ベネフィットが不明なので軽々に結論を出すことはできませんが、昼間人口が過密している都心の高層ビルの屋上にヘリポートを作るのは『サンデーモーニング』の常識からすれば、明らかに非常識です。
洪水被害のダブルスタンダード
もう一つは、「トランプ氏が洪水被災地視察 人員削減の影響を問われ…」という話題です。
膳場貴子氏:トランプ大統領が視察に訪れたのは、大規模な洪水が起きたテキサス州の被災地。今月4日に発生した洪水、少なくとも120人が死亡し、170人以上が行方不明となっています。(中略)
今回の被害を拡大させたと思われるのが、「事前の警報や避難勧告がなかった(被災者)」という批判です。トランプ政権は、国立気象局の人員を15%削減していて、影響が指摘されています。予算削減の影響はなかったのか?
ロバート・キャンベル氏:人災的な要素がかなりある。

米洪水、見過ごされた地元の警鐘 記者質問にいらだつトランプ氏 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250712/k00/00m/030/148000c米南部テキサス州で4日未明に起きた大規模な洪水では、少なくとも120人が死亡し、160人以上が行方不明になっている。このうち90人以上が犠牲になったカー郡の現場を11日に訪れると、発生から1週間がたってもなお生々しい爪痕が残っていた。警報システムの不備が被害を拡大させたとの指摘もあり、当局の対応を