膳場貴子氏:以前より投票率の低さが指摘されているのが若者世代です。前回衆院選(2021年)の投票率を見ても、最も高い60代が7割を超える中、20代は36%と最も低く、10代もそれに続いたのです。
大学2年生:私はあまり行く予定はない。投票に行っても自分の投票で変わる感じがしない。
大学4年生:友達の会話の中で政治についてとか暮らしについてとかあまりしない。そういう機会がないから、そもそも興味を持たない。
膳場貴子氏:一向に上がらない若者の投票率。その訳とされるのが…
大学院生:50代以降の方が投票率も多くて、その人たちの意見が反映されやすい。若者が行っても意味がないんじゃないかなって。
白鳥浩法政大学大学院教授:このシルバー民主主義が進んでいってしまうと何が起こるか。高齢社会を支える財政的な負担だけがツケとして若い世代に向けられて、犠牲者になっていく。若年層は政治から疎外されているという意識を持つ。こういう負のスパイラルの中で、さらに投票に行かなくなる。
インターネットによる情報収集を日常化している若者は、政策関係なしでシルバー民主主義政党に与する偏向番組『サンデーモーニング』の存在をよく認識していて、個人では立ち向かえない数の力に対して、とてつもなく大きな絶望感を味わっているはずです。
『サンデーモーニング』は、口先で若者の投票率に着目するヒマがあったら、いくらでもシルバー民主主義の問題点を番組で指摘する機会がいくらでもあったはずですが、それを全くやらず、スキャンダル追及で論点隠蔽に終始しました。
結果として、今回の衆院選は、「裏金」で自民党を攻撃し、社会保障制度改革を隠蔽したシルバー民主主義番組のおかげで、シルバー民主主義政党の立憲民主党の大勝利に終わりました。
立憲民主党の辻元清美代表代行「共感いただいた実感がある」「接戦区もあり予断を許さない状況」
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241027-OYT1T50076/【読売新聞】 立憲民主党の辻元清美代表代行は27日午後8時過ぎ、NHKの番組で、「『政権交代こそ最大の政治改革』、物価高対策や経済政策の転換で戦ってきた。今まで以上に多くの皆さんに共感いただいた実感がある」と述べた。 大幅に議席を伸
この選挙結果に、若者は絶望し、少子高齢化は更に進むでしょう。
唯一期待が持てるのは、若者世代に圧倒的な人気の課題解決型政党、国民民主党の躍進です。『サンデーモーニング』にとって今日までノーチェックであった強力な敵が現れたのです。
日本テレビ(2024年10月27日)より引用