2017年衆議院選挙に安倍総理の対抗馬として立候補した際にも取り上げましたが、この時に安倍氏の陣営に対して演説妨害を繰り返していたことが知られています。
『サンデーモーニング』が取り上げた黒川氏の清廉な雄姿は残念ながら猫を被った姿であり、実際には「ヘイヘイヘイ」だったわけです(笑)。『サンデーモーニング』がこの事実をなかったことにしたいのはよくわかります。
自民党に対する選挙妨害は正義
さて、この問題に対して唯一コメントをした荻上チキ氏ですが、そのコメント内容も事実とは乖離しています。
荻上チキ氏:抜け穴をめぐっては、つばさの党の方でも議論になりましたね。選挙戦術に名を借りた抜け穴ではないかと。なので、立法で厳しく対処すべきだという議論があったが、今のところ現行法で選挙妨害ということになるのではないかと疑いがもう出ている。これまでもいろんなヤジとか抗議とかあったわけですが、それらというのは一線が引かれていまして、要は演説を妨げるようなことではなかった。そして聴く側の有権者の判断する側の権利を確保するものであった。こうしたような判断というものが、例えば裁判例上も、具体的な社会通念上も共有はされていたわけですね。