日米関係に関する記事


空しく響いた「団結」の呼び掛け|田久保忠衛

空しく響いた「団結」の呼び掛け|田久保忠衛

バイデン米大統領の就任演説にはいささかうんざりした。トランプ前大統領に票を投じた7400万人の神経を逆なでし、非民主主義的行動を挑発し、対立を呼び戻さないだろうか。米国は南北戦争以来の深刻な対立を秘めながら前進しようとしている。


米新政権の誕生は日本の分水嶺に|田久保忠衛

米新政権の誕生は日本の分水嶺に|田久保忠衛

2021年は日本にとって、かつてブレジンスキー米大統領補佐官が指摘したように「米国の事実上の保護国」の地位を変えようとせず、時代遅れの憲法の穴倉に閉じこもっていることが、いかにも賢明な外交・安保政策の在り方であるかのような雰囲気は吹き飛ぶ年になるだろう。


菅政権は習主席を国賓で迎えてはならない|湯浅博

菅政権は習主席を国賓で迎えてはならない|湯浅博

日本が習近平主席の天皇陛下との会見に道を開けば、香港弾圧や軍事力による周辺国への恫喝を認めてしまうことになる。まして、習主席から天皇ご訪中を要請されれば、1989年の天安門事件後、天皇ご訪中により西側の経済制裁に風穴を開けてしまった悪夢の再来だ。


天は自ら助くる者を助く|田久保忠衛

天は自ら助くる者を助く|田久保忠衛

「トランプ大統領は従来の米大統領とは違って本当に米軍を撤収させるリスクがあり、経費負担の増額要求をもっと真剣に受け止めるべきだ」――ボルトン前米大統領補佐官が産経新聞の取材に語った言葉だ。米軍は漸次撤兵するとの前提で防衛政策を練り直さないと、どこからも相手にされなくなる。


日本国憲法は「敗戦条約」だった|渡部昇一 × 髙山正之

日本国憲法は「敗戦条約」だった|渡部昇一 × 髙山正之

4月に一周忌を迎えられた渡部昇一さんと、元産経新部記者の髙山正之さんがお送りする『渡部昇一の世界史最終講義 朝日新聞が教えない歴史の真実』から、改憲議論の前提となる世界史的教養のエッセンスをお届けいたします。