平和を尊いと思うのであれば、力による現状変更という戦争行為を認めてはいけません。明らかに論理が破綻しています。
加藤登紀子氏:やっぱり、私も羅臼に行きまして、国後生まれの人とお話ししますしね。そうすると、ほんの少し前までは、ビザなし渡航ができて、お墓参りができて、そして向こうの人たちともいい交流ができていて、「なかなか楽しかったんですよ」っていう話をなさる方も多くて
これはおっしゃる通りで、国後島に近い標津町の北方領土館では、日露の市民レベルの平和的な交流の様子をとらえた写真パネルを展示しています。
ただし、この平和はあくまでも歪んだ平和であり、マクロな不法占拠を前提に成立しているミクロな平和であることを忘れてはなりません。ちなみに近くの野付半島に立ち寄れば、知床半島と国後の雄大な絶景を目にすることができます。
加藤登紀子氏:私たちは現実問題として平和が必要なんですね。何としてもこの機会に、こんなことのために、それがもっと難しくなっていくのは私も苦しいですね。とってもつらい気がします。


