ロシアは、米英ソのヤルタ会談で千島列島のロシアの領有を密約したことを北方領土領有の根拠にしています。
しかしながら、米国は、ヤルタ協定は米国の公式文書ではなくルーズベルト個人の文書であるとして法的根拠がないとしています。英国も、領土拡大を認めない米英の大西洋憲章に反するとして、ヤルタ密約を無効としています。
アメリカ国務省「北方領土は日本が主権」 プーチン大統領の北方領土訪問をけん制|FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/1094549ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したことについて、アメリカ国務省は「日本の主権を長年認めている」として日本の立場を支持する姿勢を改めて示しました。国務省の報道官は13日、FNNの取材に対し「日米同盟は自由で開かれたインド太平洋の礎であり、これまでになく強固だ」と強調しました。そのうえで、「アメリカ政府は、北方領土に対する日本の主権を長年認めている」と述べ、日本の領有を認める立場を改めて表明しました。また「インド太平洋地域の平和と安定を損なおうとするいかなる行動にも強く反対する」と…
このような背景から、国際法上、ロシアによる北方四島の領有は認められていません。加藤氏の言う「領有」は誤りで、実際には法的根拠を欠く「不法占拠」です。
日本はサンフランシスコ平和条約で「千島列島」を放棄しましたが、北方四島はこれに含まれないと日本政府は主張しています。そもそも、1855年の日魯通好条約で、択捉島とウルップ島の間に平和的に国境が定められており、北方四島は一度も外国の領土となったことがありません。
北方領土を「ロシアの領有」とする加藤氏は、力による現状変更を認める覇権主義者・軍国主義者と言われても仕方がありませんし、その場合、ロシアによるウクライナ占領も認めなければなりません。
あくまでも歪んだ平和
加藤登紀子氏:私はとにかく、今シリアスに現実的に求められているのは、領土ではなくて平和なんですよ。平和であって欲しいんですね。

