この核軍縮の流れに逆らうように、近代的な核戦力を急速に拡大しているのが中国です。米ロの核軍縮の動きは、明らかに中国の核軍備によって足踏みしているのです。
中国の核保有数に関する米国各機関の推定・予測
未来の日本人の命のリスクを拡げる発言
このような状況の中で、まったく的を射ていないのが次の言説です。
安田菜津紀氏:昨年長崎で取材した被爆者の方が、核廃絶というものは単なる理想ではなくて、今すぐに解決しなければならない喫緊の課題だということを強調されていたんですよね。
ただ、高市首相は、非核三原則の堅持という現状を説明しますけれども、今後については言葉を濁して言いますよね。ただでさえ揺らいでいた核を持ち込ませずというのをさらに崩してしまうと、一時の支持者や連立政党は一時的に喜ぶかもしれないですけれども、江崎さんが警鐘を鳴らしていたみたいに、それは取り返しがつかない導火線になるリスクだってあるわけですよね。
その取材した方も、いま首相はどこを向いているのだろうかと投げかけていましたけれども、やはり被爆者の声にも、支持者以外の意見にも、あるいは未来の命にも正面から向き合う必要性があるというふうにあらためて今日伝えたいなと思います。

