知り合いからこの話の流れを詳しく聞いた。
「実はこの話、友達が友達から聞いた話なんだよ。だから、この話を友達に聞いたのっていつって聞いたら、3日前に廃墟のある道を歩いている時に聞いたって言うのさ。その話を聞いた友達って俺も知ってる奴なんだよね。
でも、そいつ一カ月前に死んでるんだよ」と驚愕の事を言った。
話を整理すると、自分の知り合いが友達に聞いた話なのだが、その友達は別の友達から聞いたのだが、その友達は既に死んでいって事になる。
つまり、自分の知り合いの友達は死んだ人間からこの話を聞いた事になるのだ!
つまり死んだ人間発信だから著作権が無い話になる。でも、この話を始めて公開したのは自分なので、これからはなべやかん著作権としよう!(笑)
実はこの話、まだ続きがある。知り合いから話を聞いた時「あ、そこの道知ってるよ。俺もつい先日夜中に歩いた。確かに廃墟並んでいて、一等地なのに勿体ないなって思ったよ」と言ったのだ。
その道は良く知った道だった。知り合いから話を聞き、あまりにも気になったので愛犬エメを連れて日中散歩で歩いてみる事にした。
ところがいくら歩いても廃墟が無い。廃墟だった場所には綺麗な住宅が並んでいる。自分が夜中に歩いたのは約2週間前。これってタイムリープ?
知り合いの友達が死んだ友達に話を聞いた通りは不思議現象が起こりやすい場所なのだろうか?
実に不思議な話である。
昭和45年8月22日生まれ。たけし軍団初の2世タレントとして、91年デビュー。趣味の特撮キャラ収集では、30年以上前から専門誌やイベントで資料提供している。主催のお笑いライブは、個人主催では最長記録である。

