なお、気候変動による農業従事者の【人権リスク human rights risk】を低下させるために今できる最善策は、原発の再稼働に他なりません。
『サンデーモーニング』は、気候変動対策として変動性再エネ(太陽光発電・風力発電)を推していますが、変動性再エネは火力発電をバックアップ電源とするため温室効果ガスの排出をゼロにすることはできません。一方、原発は温室効果ガスのネットゼロを達成できる環境性に優れたベースロード電源です。

再エネ最大活用で日本は持続不可能社会に|藤原かずえ【2025年3月号】
https://hanada-plus.shop/products/845・エネルギー計画の落とし穴・「手段の目的化」そのもの・再エネ、経済性の噓・火力発電廃止で価格暴騰・CO₂排出量のレトリック・環境先進国ドイツの実態・現実的ではない蓄電量・再エネの安全性は高くない ページ数:12ページ(PDF)掲載号:月刊Hanada2025年3月号 ※商品の特性上、購入確定後のキャンセル・交換・返品(返金)はお受けできません。

【今週のサンモニ】『サンモニ』は地球温暖化に貢献するトップランナー|藤原かずえ | Hanadaプラス
https://hanada-plus.jp/articles/1563『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。

変動性再エネは、原発並みに温室効果ガスをほぼ発生しないものの、バックアップの火力発電が大量に温室効果ガスを発生するため、むしろ地球温暖化を推進する発電方式なのです。
しかも、原発は、再エネ&火力発電の方式と比較して、経済性も安全性も優れています。
まず、経済性の観点から見ると、変動性再エネは、電力需給システムに接続する際に、プロファイルコスト・バランシングコスト・系統接続コストというインフラコストが加わるため、原発とは比較にならないほどのコスト増になります。