松原耕二氏:選考委員会のフリードネス委員長は、次の世代に継承する責任を被爆者だけに負わせてはいけないと言っている。これはまさに我々に突きつけられている。政府は目の前の脅威を抑止することと核をなくすということ、これは被爆国として努力をしなければいけない。こちらの部分は被爆者の方々に負わせてきた。
確かにすぐに核兵器をなくすことは難しいかもしれない。ただ、核のタブーを強めることはできる。だから被爆者だけに負わせないということを、これを機に我々もう一度胸に誓うことが必要だ。
原爆の歴史を主体的に次の世代に継承する責任があるのは国際社会であり、被爆者でも被爆国の国民でもありません。勘違いは禁物です。
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。