藤原帰一氏:様々な意見を吸い上げることができなかったら、公共政策が限界に直面するわけですね。議員を減らした方がよいという民意ってどれだけ根拠があるものなんだろう。その分だけ政策の正統性は奪われる。
番組の論調に見事に賛同する満点コメントです(笑)
斎藤幸平氏:やっぱり世論がこの問題を支持しているというのが大事だと思うんですよね。結局世論の気持ちの中には、仕事していない政治家が多すぎて、それが高い給料をもらっているのが気に食わない。そういう気持ちを、維新の今のやり方というのは、利用して増幅させていくような。これはポピュリズムだと思うんです。
その時の目先のことだけを考えるならば、身を切る改革というのは目立つけれども、改革を誰がやるか。そもそも政治不信を作り出したのは、やっぱり与党なわけで、その政治不信を作り出した側が、その不信を利用して自分たちにとって有利な状況を作り出そうとしているのはおかしいですよね。
過去に定数削減というアジェンダを利用して散々ポピュリズムを発揮していたのは与党ではなく野党です。野党が要求してきた定数削減を与党が実現しようとするとポピュリズム認定するのは、論理が破綻しています。
斎藤幸平氏:ただ野党の側も、民主党時代に「80議席削減しよう」というのは、野田さんたち掲げていたので、そういう状況だと「結局今反対って言っているけれど、それ自分たちの議席減っちゃうからみたいじゃないか」というふうになると全然国民の信任は得られない。選挙制度改革は必要だと思うので、それは改めて議論してほしい。


