【今週のサンモニ】常軌を逸したトランプとは一定の距離を|藤原かずえ

【今週のサンモニ】常軌を逸したトランプとは一定の距離を|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


理不尽な同盟国へのコスト負担要求

ここで、極めて理不尽なのが、トランプ氏がその莫大なコストを同盟国に負担させようとしていることです。トランプ大統領は、中国、フランス、日本、韓国、英国などが艦船を派遣することを期待していると述べています。

トランプ氏 、 ホルムズ海峡に多くの国が軍艦派遣と投稿 日本にも「期待」

https://jp.reuters.com/markets/commodities/PX4PMSRDVJMJ3AA4LIG2CWM6CI-2026-03-14/

トランプ米大統領は14日、石油輸送​の要衝ホルムズ海峡の安全確保のため多くの国が‌軍艦を派遣すると自身の交流サイト(SNS)に投稿した。

トランプ大統領:ホルムズ海峡を経由して石油を受け取る世界各国は、その航路の安全を確保しなければならない。われわれは大いに支援する

そもそも、この戦争はイスラエルのネタニヤフ首相と米国のトランプ大統領のトップダウンによって始まったものであり、ホルムズ海峡封鎖を解除する責任があるのは、イスラエルと米国です。

もちろん、イランに核兵器製造を放棄させることやテロ支援国家であるイランの軍事力を低下させることには、国際社会にとって一定のベネフィットがあります。ただし、トップを斬首してもゾンビのように蘇るロバストな体制を敷く中東の大国であるイランを直ちに滅ぼすという莫大な人的・経済的コストはそのベネフィットに適いません。

核兵器製造を遅らせて諦めさせる目的を達成するのであれば、2025年6月に実施したHit & Awayのピンポイント爆撃作戦を定期的に繰り返す戦術の方がマシでした。

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上高地を散策していると、いつも新しい発見が―ー。