「一部の外国人の振る舞いを切り取って、それが全部の外国人が悪いと受け取りかねない」と妄想する目加田氏のコメントには強い悪意を感じます。
外国人政策「厳格化」競う総裁候補たち 参院選大敗の「反省」が背景:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST9V3T8FT9VUTIL02GM.html自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補した5人は、濃淡こそあれ、外国人受け入れ政策の厳格化を訴えている。外国人政策が総裁選の論点になるのは異例だ。背景には、参院選大敗の引き金になったという「反省」…
各候補はルールを守らない外国人を問題視しているのであって、全部の外国人が悪いなどと主張した候補はいません。
もちろん、ルールを守らない外国人への対策を議論することは【排斥主義 exclusionism】ではありません。ルールを守らない人物は、外国人であろうと日本人であろうと問題視されるのです。
目加田説子氏:一人でも、外国人が安心して暮らせる、滞在できる、あるいは日本に来て旅をすることができる、外国人の人権問題を日本人と同様にきちんと守りますよと主張する人がいないのは本当に残念なことだと思うし、そもそも日本は様々な制度で外国人の受け入れを進めているわけです。
このまま行くと20年後には1千万人規模になるということが言われているわけで、外国人政策と一言で括って規制するのではなくて、共生社会をどうやって作っていくのか、制度設計を含めて、本来であれば議論していただきたい。
目加田氏は完全に勘違いしていますが、日本は、国際条約と国際法規の遵守を定めた憲法98条を根拠として、権利の性質上、適用可能なすべての人権を外国人に保証しています(性質説)。日本において、国際人権法に違反する法律を制定することはできません。

