農林中央金庫が世界を救った?
ところで、相互関税が発動からわずか半日で一時停止となったのは、農林中央金庫による米国債の売却が世界を救ったかもしれないという見方が広まりました。

農林中金の米国債損切りポンコツトレードがトランプ関税を停止させる
https://agora-web.jp/archives/250411014527.htmlトランプ米大統領は9日、発動直後の相互関税の上乗せ部分を、一部の国に対して90日間一時停止すると発表しました。この決定の背景には、9日の東京市場での異常な米国債の売却があります。日本時間の昼頃から米10年債の利回りが急騰し、同時に日本国債も
ここに農林中央金庫は、JA(農協)、JF(漁協)、JForest(森組)などの農林水産業者の協同組織により設立された金融機関です。つまり、JAをはじめとする協同組合の潤沢なマネーがつぎ込まれているといえます。
ここで、日本の農産物は関税が高く、コメの直近の実質関税率は400%強と言われています。

トランプ大統領のコメ関税700%発言 江藤拓農相「理解不能」 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0326C0T00C25A4000000/江藤拓農相は3日、トランプ米大統領が発表した相互関税について「極めて遺憾」と表明した。トランプ氏が日本のコメ関税が700%だと言及した点を巡っては「論理的に計算しても(米国が指摘する)数字は出てこない。理解不能だ」と強調した。【関連記事】農林水産省内で記者団の取材に答えた。トランプ氏は2日、相互関税の詳細を発表した際、日本が「コメに700%の関税をかけている」と発言した。米側は日本が米国に課