【今週のサンモニ】寺島実郎氏が珍しく正論を言うも…|藤原かずえ

【今週のサンモニ】寺島実郎氏が珍しく正論を言うも…|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


正論も不合理な幻想の前には無力

さて、寺島氏のおっしゃる通り、「何でも国が面倒を見る」一方で「税金を払わない国にする」という矛盾した現在の日本社会における議論の方向性は、極めて無責任な【ポピュリズム populism】であり、明らかに成立不可能な世界です。

寺島実郎氏:政治っていうのは価値の権威的配分だ。誰が何を負担して、誰が配分を受けるのか。配分の議論ばかりやっている。

政治は「価値の権威的配分」、つまり国民の割り勘を決定する意思決定過程です。この意思決定過程は、法学や経済学の原理に基づく戦略的過程であることが大前提であり、そのためには、高い専門性をもった政治家集団が必要であるということです。

寺島実郎氏:要するに財政の健全化に向けて本気で議論しないとどんどんどんどん日銀に赤字国債丸投げで公的負債、借金ばかり増やしていっている。世界の中でGDPの2.5倍の公的負債を抱えているのは日本だけ。だからこれほど円安の呪縛から逃れられないことになっていて、韓国や中国寄りも国債の格付けが下。この議論、本当に国民目線で真剣に議論してもらいたい。

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