膳場貴子氏:いまや為政者がSNSを活用するのは世界的な傾向です。1日からベトナム、そしてオーストラリアで首脳会談を行った高市総理。その報告を、写真付きで、いち早くSNSに投稿。就任以来、ほぼ連日こうした発信をしています。
高市早苗総理(VTR):タイムリーに今発信したいというようなこともありますし、リプライ機能から国民の皆様の声を直接受け止めることもできる。
膳場貴子氏:為政者がメディアを介さず、直接国民に発信する現在の状況。片や、これまでメディアは、「ウォッチドッグ=監視役」としての役割を担ってきました。(中略)
しかし、現在、こうしたメディアの役割低下が懸念される中、これから求められるものとは。
専修大学・山田健太教授(VTR):ネットの世界の場合、嘘であればあるほど面白く、面白い情報であればあるほど多数化し、真実化する。強いメッセージを発する人が出た場合、一斉にその色に染まってしまう。
そういう状況が生まれている中で、今回のピュリツァー賞、ジャーナリズム界全体としては『今の状況は良くない』『変えなくていけない』という気持ちは強い。
新聞やテレビは、『ジャーナリズムとは何なのか』ということにもう一度立ち返って、『表現の自由』を最大限活用して、いろんな声を取り上げていくってことが大事。
膳場貴子氏:ネット偏重の傾向が加速する中、メディアは、信頼を取り戻せるのでしょうか。
膳場氏は大きな勘違いをしていますが、為政者がメディアの偏向したフィルターを介さずに直接国民に発信すること自体は、極めて健全な状態です。
メディアが「ウォッチドッグ=監視役」としての役割を担ってきたというのも、上から目線の自画自賛です。過去にオールドメディアは、気に入らない相手の言葉を切り取り、継ぎ接ぎ、あるいは捏造してまで「言葉狩り」を行い、フリーハンドで叩いてきました。少しだけ例を挙げておきます。
そもそも、コメンテーターの発言自体に監視が必要な状態でもあります。
【アゴラ】藤原 かずえ:ネットの言論を貶めるTBSサンデーモーニング
https://agora-web.jp/archives/2028965.htmlTBSテレビ「サンデーモーニング」が「風をよむ」のコーナーにおいて「ふたつのフェイク(ニセ情報)」と題して、ネット言論を【フェイク・ニュース】と決めつける放送をしました。この記事では当該コーナーを構成する言説についてしっかりと検証したいと思...

