悲劇の空母「飛龍」の無念と、名将・山口多聞の覚悟
比較文学・文化学者の上垣外憲一氏が、対馬で出会った空母「飛龍」の元搭乗員との対話からミッドウェー海戦の真実に迫る。「逃げたんじゃないっ!」との叫びから、部下を救うため飛龍と運命を共にした司令官・山口多聞の覚悟を鮮やかに描き出す。
米軍からも最高の名将と評された山口がいながら、なぜ日本は惨敗したのか。筆者は、年功序列に固執し南雲忠一を司令長官に据え続けた山本五十六の指導力欠如が敗因だと断じる。
山口の自己犠牲を、祖国のため戦死したウクライナの老パイロットに重ね、真の勇気を問う。歴史のifに迫る戦後秘録の詳細は記事本編で確認してほしい。
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・真珠湾攻撃に参加した先生・悲劇の空母・飛龍・名将、山口多聞・山本五十六の責任・硬直的な年功人事で負けた・特攻の意味と司令官の責任・真の勇気とは何か ページ数:11ページ(PDF)掲載号:月刊Hanada2025年10月号 ※商品の特性上、購入確定後のキャンセル・交換・返品(返金)はお受けできません。