【今週のサンモニ】トランプ×ゼレンスキー会談の本当のポイント|藤原かずえ

【今週のサンモニ】トランプ×ゼレンスキー会談の本当のポイント|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


歩み寄るのはトランプ政権の方

ここでウクライナの鉱物資源の協定について押さえておきたいと思います。この協定は既存の鉱床ではなく、既存の鉱床の収益を基金として新たな投資によって開発する鉱床を収益化するものです。

ウクライナの北西―南東方向に位置する先カンブリア時代の楯状地(地質図中のピンクの地域)には、様々なクリティカル・ミネラルを産する鉱床が存在し、米国の資源工学の技術力をもってすれば、それなりの収益を期待できます。

ウクライナ地質図

また、楯状地の北東には石炭とガス田を産する台地上のプラットフォーム(地質図の薄橙色の地域)が拡がっています。米国の優れたマイクロサイスミックによる物理探査技術があれば、新たな油層の発見も十分に可能性があります。現在まで発見されているウクライナの鉱床は、反射法を基本とする時代遅れのソ連の探査技術によるものなのです。

Breaking Down the U.S.-Ukraine Minerals Deal

https://www.csis.org/analysis/breaking-down-us-ukraine-minerals-deal

The United States and Ukraine reached a landmark agreement to jointly invest in Ukraine's critical minerals and resources. This deal, the first of its kind, highlights minerals in President Trump’s transactional diplomacy.

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