以上は「その主張は疑わしいので正しくない」とする【個人的懐疑に基づく論証 argument from personal incredulity】で相手を否定するだけの絶望的な言説の連続です。この論証が成立するのは元村氏が全知全能の存在である場合に限ります。
関口さん時代の流れをくむコメンテーターの皆さんは、概してこの上から目線の傾向があります。もうそういう時代ではないのですよ(笑)。
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個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。