アナウンサーは、スタジオで更に詳しく森田氏の見解を説明します。
アナウンサー:台風10号ですが、森田さんが注目しているのは、台風の迷走した場所が変わったということなんですね。
例えば、去年の台風6号が迷走したのは、沖縄の周辺です。この周辺は台風を動かす偏西風からは遠く、太平洋高気圧がこのあたり(沖縄の真東)に張り出した影響でここ(沖縄周辺)で迷走したといいます。それが今回、太平洋高気圧は去年よりも高い位置に位置して、去年よりも高い緯度で偏西風が吹いたことから、台風10号は本州や九州で迷走したと見られるのですね。
つまり、去年は亜熱帯で迷走したものが、今回は温帯で迷走していて、森田さんは九州や本州の気候が亜熱帯化しつつあるのではないかと。そして地球温暖化の影響が懸念されると指摘しています。
ちなみに森田氏は同様の指摘をネットニュースでも行っています。
”迷走”した台風10号 なぜ進む方向を見失なったのか?温暖化が招く気象の新常識(森田正光) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/03674dda03136776a7c2d2f84c49484657e0847d台風10号は依然として東海道沖にあって、今後ゆっくりと北上しながら今夜(1日夜)には熱帯低気圧に変わる予想となっています。今回の台風は日本へ近づくにつれ進路が大きく変わり、いつまでも進路が定まらないう
いずれにしても、森田氏の指摘は、まったくもって理に適ってない「温暖化ありき」の迷走そのものといえます。