核禁条約は「ならず者国家」を利している
なお、山極氏は「風をよむ」のセグメントでもツッコミどころ満載の非論理的な主張を行っています。
山極壽一氏:核禁条約に日本は加盟していない。核抑止力を肯定した。日本は世界各国に戦争禁止や停止を呼びかけなければならない。戦争を始めるのは政府だ。ロシア政府。ウクライナ政府。自覚しなければ日本は危ない方向に行ってしまう
核禁条約は核廃絶に何の拘束力もないばかりか、平和を希求するために現段階において核を必要悪と考えている民主主義国家に一方的な圧力を加えるものであり、核を戦術的兵器と捉えている「ならず者国家」に与するものです。
また、現在の科学技術レベルでは「ならず者国家」の核を有効に抑止する社団が存在しない状況を考えると、核抑止力を肯定するのは合理的判断です。
日本は、国際社会において、世界各国に対して戦争禁止や停止を世界の先頭に立って呼びかけています。テレビ放送における認知操作は厳に慎むべきです。さらには、戦争を始めたのは「ロシア政府」であり、「ウクライナ政府」ではありません。また、日本が戦争を始めるのは憲法違反であり、実際に戦争を始める兆候は皆無です。
このような意味不明の陰謀論を青木氏も主張します。
青木理氏:故半藤一利氏は社会が戦争に進む兆候はあるんだと。言論・表現・報道の自由が失われると危ないと言っていた。