アナウンサー:同盟国からも距離を取られ、出口戦略が見えない中、さらに、身内からも異論が突きつけられています。トランプ氏が「イランの脅威」を主張して始めた今回の戦争。
ところが、国家テロ対策センターのトップが「イランは差し迫った脅威ではなかった」として、攻撃開始を批判し、辞任したのです。辞任したケント所長はトランプ氏が掲げるアメリカ第一主義の熱心な支持者、いわゆるMAGA派でした。
岩盤支持層であるMAGA派からの離反の動き。トランプ氏の足元が揺らぐことになるのでしょうか。
米テロ対策トップ辞任、イラン戦争支持できず 「切迫した脅威なし」
https://jp.reuters.com/world/security/RYSZGDJWENL6TIIIKNNMOHPUQQ-2026-03-17/米国家テロ対策センターのケント所長が17日、辞任した。イランでの戦争を支持できないと説明した。トランプ政権でイラン情勢を理由に辞任する初の政権幹部となる。
そもそもトランプ氏は、強大な軍事的抑止力を背景とした平和主義の下、武力行使を最小限に抑制して実利を追求することを言明してきました。それが今回は、米軍兵士に大きな危険を強いる地上戦も辞さないチキンゲームを展開しています。
これはMAGAの理念にも反するものです。トランプ氏は、確固たる見通しも持たずに、「イスラエルの戦争」に軽率かつ無謀に参加したのです。
ちなみに、合衆国市民に対する最新の世論調査によれば、イラン攻撃に対する不支持が47%、支持が40%です。
March 2026 National Poll: 47% Oppose US Military Action in Iran, 40% Support - Emerson Polling
https://emersoncollegepolling.com/march-2026-national-poll-47-oppose-us-military-action-in-iran-40-support/Democrats Maintain Midterm Advantage A new Emerson College Polling survey finds 42% of likely voters…Full Release & Results
また、別の世論調査によれば、トランプ大統領が大規模な地上戦に軍隊を派遣すると合衆国市民の65%が考えており、この派遣に対する支持はわずか7%です。
https://www.reuters.com/world/middle-east/americans-believe-trump-will-send-troops-into-iran-dont-like-idea-reutersipsos-2026-03-19/

