高山正之
1942年生まれ。65年、東京都立大学卒業後、産経新聞入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。98年より3年間、産経新聞夕刊一面にて時事コラム「異見自在」を担当。2001年から2007年まで帝京大学教授。著書に『週刊新潮』連載コラム「変見自在」シリーズなど多数。
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その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする時事書評!
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