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編集部・川島の「ぼんくら編集飯日記」

悩みの餃子

七月某日

「おまえも『Hanada』プラスに何か書けよ、早く書けよ、絶対に書けよ」

そう編集長から指令が下ったので、何かネタを考えるも思いつかず。

映画好きだから、映画の感想でも書こうかと思ったものの、本誌で秋山登さんがすばらしい映画評を書かれているのだから、自分如きが書くわけにも……と尻込みをして決められない。

気分転換に飯を喰おうと、神保町の町へ出かける。今日は火曜、昨日食べたかったのに休みだった「スヰートポーヅ」へ行こう。

「スヰートポーヅ」は餃子屋オンリーだが、見ての通り普通の餃子と違い、閉じられていない。にもかかわらず、肉汁がちゃんとあって、大変おいしい。ちなみに「餃子定食」だと味噌汁がついて、「餃子ライス」だと味噌汁はない。味噌汁はわかめのみのシンプルなもの。

他に水餃子、天津包子があるが、私はまだ食べたことがない。だいたいこの定食だ。にんにくが使われていないので、この後、人に会う予定があっても大丈夫なのが有難い。

サクサクッと食べて、外に出たら数人並んでいた。長蛇の行列ではないが、並んでいることは多い、さすが老舗の人気店。店舗は大きくないが回転が速いので、それほど待たないから、数人程度なら並んでも大丈夫。

食べ終えて満足しているのはいいが、全くネットの企画が思いつかない。どうしたものか、と悩んでいるふりをしながら、「スヰートポーヅ」の斜め向こうにある「キッチン南海」の行列を見て、久々にあの真っ黒のカツカレーを食べたくなっている。

そうだ、やる気よりも食い気があると言われている私なので、いっそ、飯日記なんかはどうだろう。早速、編集長に出してみよう。

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