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中国人スパイが沖縄の米軍関係者宅から機密を盗んでいる!

■中国人スパイが沖縄で暗躍

「米国で議会報告が出ている。沖縄の嘉手納基地の周りにある米国の軍人が住んでいるマンションを中国が買収して、管理人の中国人が鍵を開け、勝手に部屋に入って機密を盗んでいる」

2018年5月8日放送のインターネット番組「虎の門ニュース」にゲスト出演した元航空自衛隊の織田邦男氏の衝撃のコメントが話題になっている。その情報を引用したツイートも多くの読者からの反応があった。


中国人スパイが米国軍人の部屋から直接情報を盗み取っている――。この驚くべき事実が報告されたのは2016年3月のこと。アメリカ議会の有力な諮問機関である「米中経済安保調査会」が発したものだ。

この報告書の内容は、古森義久氏が昨年出版した『戦争がイヤなら 憲法を変えなさい』に詳しい。その一部をご紹介しよう。

織田氏が触れた、沖縄での中国側による不動産購入については、脚注にこう書いてあるという。

〈中国の工作員が米軍基地近くに米軍関係者居住用のビルを買い、管理して、管理者用のカギで米軍関係者宅に侵入し、軍事機密を盗もうとしている〉

これだけでも衝撃だが、同報告書は他にも沖縄での〝工作〟の実態を伝えている。

〈中国は沖縄米軍の弱体化の一端として特定の機関や投資家を使い、沖縄の米軍基地の近くに不動産を購入している〉

ご存知のように、日本人は中国の土地を購入することはできない。一方、中国は投資会社などを間に噛ませて、日本の土地、それも沖縄という軍事的要衝地の基地の近くを狙って購入しているというのだ。

■国民的関心の高まりが必要

以下、『戦争がイヤなら憲法を変えなさい』の記述を引く。

〈中国は沖縄に米軍の軍事情報を集めるための中国軍の諜報工作員と、日本側の米軍基地反対運動をあおるための政治工作員を送りこみ、日米両国の離反を企図している〉

〈沖縄での中国の諜報工作員たちは米軍基地を常時ひそかに監視して、米軍の軍事活動の詳細をモニターするほか、米軍と自衛隊との連携の実態をも調べている〉

〈中国の政治工作員は沖縄住民の米軍基地に対する不満や怒りを扇動することに努める。そのために中国側関係者が沖縄の米軍基地反対の集会やデモに実際に参加することもよくある。その結果、沖縄住民の反米感情をあおり、日米同盟への懐疑を強め、日米間の安保協力をこじれさせることを企図している〉

同報告書は中国側の沖縄でのこうした動きをはっきりと「スパイ活動(Espionage)」や「扇動(Agitation)」と呼び、そうした行動が将来も続けられるという見通しを明言する。 具体的な情報こそ示されないものの、明らかにアメリカ当局独自の事実関係把握に基づく報告であり、警告だといえる。》

いかがだろうか。これだけでも驚愕の内容だが、引いたのは本書のごく一部だ。アメリカの報告書が警告を発しているにもかかわらず、このような実態が日本国民に知られているとは言い難い。冒頭の織田氏の発言が驚きを持って受け止められているのがその証左である。

なぜ、中国がこのような工作活動に出ているのか。他にどんな工作を行っているのか。米報告書の内容は『戦争がイヤなら 憲法を変えなさい』に詳しく記載されているので、興味のある方はぜひ手に取ってもらいたい。いや、日本国民の多くが興味を持たないようでは、中国の工作はますます浸透するだろう。

 

 (編集部)

 

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