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書評:木佐芳男『「反日」という病』

木佐芳男『「反日」という病 GHQ・メディアによる日本人洗脳(マインド・コントロール)を解く

朝日新聞を読むにつけ、一体、彼らの「精神構造」はどうなっているのか、という疑問を抱かざるをえない。

元読売新聞記者の筆者は、「朝日はこれまで言われてきた〈自虐〉ではなく、自身を〈悪い日本人〉を叩く〈善い日本人〉だと考えているのではないか」と仮説を立てた。

確かに、朝日が批判する「日本人」に、自身は含まれていない。「軍靴の音が」「戦前回帰」を警戒はするが、世論を煽った朝日自身の責任を直視しているとは言い難い。

反日という「病」から脱するには、まず病状を理解することから始めなければならない。そこで筆者は心理学や精神医学の面からの分析を試みるべく、専門家の門を叩く。

精神科医の春日武彦は、朝日新聞はエリート主義的ながら時に庶民に阿り、自分たちは支持を得ていると考える「グロテスクな自己愛」があるとする。

心理学者の岸田秀も、朝日の本質は過去を否定することで自らの清らかさをアピールする姿勢であり、「主観が事実より優先し、記事のでっち上げも国民を正しい方向へ導く正義のためには仕方ないと考えている」のだろうと分析する。

戦前日本を否定するGHQの方針と、自らそれに載った朝日新聞に代表される戦後主流派。彼らが生み出した、日本を蝕む呪縛の正体を解き明かす。

櫻井よしこさんによる解説が、さらに認識を深めてくれる。

幻冬舎 2052円(税込)

 

朝日新聞の具体的な行状はこちら。

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  1. 編集部

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